ぜんぶ青でいい

最高の記憶を一瞬で失ってしまう自分に向けて

担当アイドルに声がついた記念日

5月19日の理由あってニコ生で、とうとう担当アイドルAltessimoの神楽麗くんに声がつきました。今後生きていて担当アイドルに声がつくだなんて経験をすることはないのだろうなと思います。だからこそ、この最初で最後の経験を忘れずに書き留めなければと、勢いにまかせてブログ開設をしてしまいました。

忘れっぽい私がこの日のなんとも言い表せられない高揚感と、溢れて止まらない感謝の気持ちを書き綴ります。
 
4日前、リリイベでワケ生が発表された日が遠い昔のことのよう。あの日は突然の発表に声を失い、声帯発表が来る、来ない、担当が来る、来ない、から始まり来たらどうやって受け止めたらいいのだろうと一日中悩んではドキドキしていた。でも、どうせ声帯発表来ないだろう!アルテは最後だって!と言いながらもたぶん心の底ではもう次来るなって無意識に確信してたように思う。ふとした瞬間にワケ生を思い出しては、「声がつくとはどういうことなんだろうか」ということをずっと考えていた。もし思っていた雰囲気と違ったらどうしようという不安感は、日に日に増していく。ハイジョの声帯発表から見てきて、どのアイドルも声によって、さらに魅力を増していたので、大丈夫大丈夫と言い聞かせながらも、もし自分の担当で何かあったら…と思考は深みへ。実装されるわくわく感と、もしもの思考が行ったり来たりでとても不安定な4日間をすごしていたね。(1人じゃないのでこの不安定さを楽しめたところがあったのでTwitter初めてよかった。)
 
ワケ生当日、朝起きて、気づいたらどんどん時間が過ぎて夕方。帰りにケーキか何か買ったらいいのかなって思って百貨店を巡り始めたけど、どうにもピンとくるものがなくて1時間彷徨い何も買わないという。アルテモチーフにしようと思って音符系?音楽系のスイーツを探してたらなかったってのもあるんですが、何しろ買って発表がなかった恐怖に打ち勝てなかった……。明日ケーキ買います。ごめんなさい!
 
帰宅して普段の3倍ぐらい早いスピードで用事を済ませ、パソコン前で待機。いつもなら見ながらするTwitterも閉じ、コメントすらも消し厳戒態勢。自分で、自分だけの気持ちでどうしても受け止めたかった。開演直後すでに息ができないほどの緊張に、泣きそうになる。確か開演前に誰かが深呼吸すればいいよ!って言ってたなぁとぼんやり思い出したがもう遅い。リリイベ映像、バクステ映像から声優さんの熱が伝わる伝わる。みんながみんな一生懸命に向き合っていて、ほんとに素敵な空間なんだなって感動した。久しぶりのドラスタ3人の絡みも嬉しくって、緊張がほぐれて油断していた。sideアイドルズのコーナーです!って言われて緊張感はピークに達してたけど、それでもまだ油断していた。アルテは来るとしても2番目だろう…と。なぜか。どういうわけか確信していた。
 
突然神楽麗くんのカードが画面に表示されて、あっ!!と思ったが既に遅し。男の子らしい、少しぎこちないけど、丁寧なことが伝わる声が聞こえてきた。
 
そう。ついに神楽くんの声がこの世界にインストールされた瞬間だった。
 
先人たちをみていて、声聞いた瞬間に高まって暴れ出すと思っていたのだがそうではなかった。理解が追いつかない。脳が神楽くんが喋るということを理解するまでに時間がかかり、すっっっと頭の中を通り抜けていく。台詞が終わったあとには、神楽くんに声がついたという事実だけが頭に反響していた。ファーストインパクトで感想が言える人本当に尊敬します。何が何だか落ち着く間もなく都築さんの声が聞こえた。その時、全てが書き換えられた。今まで脳内で勝手に再生されていたであろう架空のボイスがもう既に思い出すことのできない彼方へ消えていった。都築さんの声を聞いて初めてAltessimoに声が、それ以上に命が吹き込まれたんだと実感してからは涙が溢れてきた。
 
そのあとはどきどきのキャスト発表。神楽くん役の永野さんが映された時、とても緊張している姿をみて少し安心した。何より可愛めの方で永塚さんを初めて見たときのような気持ちに。緊張している中でも神楽くんの良さを伝えていくこと、自分より神楽くんと付き合いの長いPがいることを何より意識した挨拶だったのが印象的だった。都築さん役の土岐さんが挨拶を終えた永野さんに「がんばったね」って言った瞬間Altessimoは本当に実在したんだ!って涙で眼鏡曇るしもうその辺りからまともに画面見れてないけれど、空気が、雰囲気がきっとAltessimoに選ばれるべくして選ばれたんだなって、嬉しくて。溢れる感謝の気持ちをどう表現したら良いのかわからなくてひたすら両手を合わせ続けていた。
そのあとは、虎牙道が発表されて、寺島くんでびっくりして、3人のわちゃわちゃ感と、アルテのダンスは…っていうnotフィジカル感にほっこりしていた。発表後の解放感がすごくて、ずっと穏やかな表情をしていたと思う。
 
 
声がつくということは結局どういうことだったんだろう。と声がついた今でも上手く言葉にできない。でも、アイドルと私との間に架け橋がかかるようなものなのかなと思う。永野さんを通して神楽くんの声が、私の耳に次元を超えて届く。驚くほど一瞬(約15秒)の台詞が、世界を輝かせてくれた気がした。
 
ファスライの時に永塚さんが声優なのにアイドルとして表舞台に立つのは…という話をされていて、私も声優なのにライブしたりってなんかなぁと思っていた時期があったなと思った。(声優を全然知らない頃)でも、こうやって声優さんが様々な方法で私にアイドルを届けてくれて、私も声優さんを通してアイドルに声を届けられる。すごい相互形成が成り立っていることに感動した。
担当に声がつくって本当にすごいんです!その意味を自分なりに受け止められたような気がした。
 
朝読むと全て消したくなるような文章を書いてる気もしなくはないけれど、万が一読んでくれている人がいたら、本当にありがとうございます。
 
そして、ありがとうSideM。
7月に向けて全力で貯金します!